病院の建替時期の判断は、2回目の設備更新時期となる30年以降!

30年で70%の病院が、39年で90%以上の病院が建替を検討

病院が竣工してから30年以上経過すると、物理的劣化、機能的劣化が重なり、合わせて将来的な制度改定への対応が問題になります。

日本医療福祉協会の研究報告による、病院が建ってから30年ほどで、70%の病院が建替を行なっており、また減価償却期間である39年間の前に90%以上の病院が建替ているとのデータがあります。

建替が判断される30年目あたりは、大きな修繕・設備更の2〜3回目と重なるため、その費用がかかるなら将来を見越し建替をは判断されるケースが多くなるようです。

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認定登録医業経営コンサルタント、一級建築士。SAWA医療設計(株)代表取締役社長。株式会社石本建築事務所に14年間勤務後、2005年に札幌にて独立開業。25年以上にわたり病院設計に従事。病院専門の設計事務所として、改修および企画設計の技術・ノウハウを蓄積。複数の医療機関の改修工事に携わりリノベーションの実績をあげている。【SAWA医療設計ホームページ:http://www.sawa30.com】